金曜、あの日は朝から切羽詰ってた。必死の形相。3つくらいの大きなタスクをなんとか定時までに終わらして、夜、渋谷で行われるLAMPのワンマンライブを見に行きたいと思っていたから。このライブ見にいけないなら何のための仕事か、ぐらい自分にいいきかせながら。
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でも、昼過ぎて、仕事の状況すすんでなく、ああこれもうだめだなあ、ライブ行くのあきらめるか、、、という状況になり、気持ちもガクッと落ちてたところに、地震が発生。すごく怖かったけど、結構それまで個人的に気持ちが張り詰めてたのがふっきれるのとともに、自分が契機で地震が起きたんじゃないかみたいな、意味不明セカイ系的カンチガイをしそうになったけど、まあ、まずは冷静になって家族の安否確認に集中した。
金、土、日と3日連続でライブ観戦の予定だったけど、結局ライブ自体延期になる等で、どれも見に行かず。それよりテレビを見ていると震源地付近の被害状況、原発事故など、状況がかなり悪いことがだんだんわかってきた。計画停電なんて生まれて初めて。
月曜と火曜は会社に行った。
いろいろ、3月中にやり遂げましょうって案件がいくつもあったので、念のためと思って、調達部門に「可能なら今期中の予算でやりたいので、納入間に合いますかねえ」っていうような問い合わせ入れたら、電話先でおばちゃんから全力で怒られた。それどころでないと。
まあ、そうだわな。そうだと思ってるけど、一応確認しない訳にも行かないわけですよ。仕事ですから。出きるならやって欲しいし。非常時、非常時ってヒステリックになってたなあ。
結局、職場からは、連休明け火曜まで自宅待機の指示。工場内も設備管理の人たちが良く点検するまで立ち入り禁止。
義母もしばらくお休みかな。妻は通常出勤。息子は幼稚園うやむやのまま春休み突入か。
家にいると、いつまでもテレビ、ツイッターに釘付けになってしまう。無理矢理「かわいそうな被災者」の言葉を引き出そうとしてるような目障りなワイドショーのリポートみたいなのも、やっぱり見ると泣いてしまう。
ちょうど内田樹を読んでたのもあって、民放はもうエンタメだけでいいよ、とか思ってしまう。
自分に何ができるかってのを、みんな考えてる。こうあるべき、べからず、ってのもツイッターみてたらいろんな意見があるね。みんな迷ってる。けど、これにすごく共感。
「どちらの判断も尊い」、真剣に考えたのなら、
思い切って右にでも、左にでも進めばいいと思います。
あとで、結果だけを見て、
「そらみたことか」とか「ああすればよかった」とか、
言われることだってあるでしょう。
でも、信じて「右往」しましょう。
じぶんを小さなリーダーとして、判断しましょうよ。
エル・トポをみた。全く訳わかんないカルト映画かと思ったけど、結構おもしろかった。後半、ふつうにええ話だった。妻も、市民ケーンとかより全然面白いって言ってたけど、なぜ市民ケーン・・・
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リマスターのせいか、テレビが悪いのか、なんか色合いが鮮やかでへんな感じがしたけど、映像はかっこよかったなあ。
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↑このジャケだけなんか記憶があって、記憶がつながった。
計画停電がわかりにくく予定が立てにくいので家の中が殺気立つ。
僕自身、自宅待機と計画停電でへんな時間にねたり起きたり、生活のリズムを保たなくては。
せっかくの休みなので、被災地の状況も気にしつつ、時間を有効に使わなくては。
- 資格試験勉強
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- なかがわ君に会う