どこへいくんだ、大丈夫か。 (returns)

評伝 ナンシー関 「心に一人のナンシーを」

評伝 ナンシー関 「心に一人のナンシーを」


ナンシー関の本からしばらく遠ざかっていたから、自分の中で、最近頻繁にテレビで目にするマツコ某のイメージと何だかすり替わりつつあったのだけどw、それは、単なる体格の大きいうるさ型というだけの属性なんだけど、この本で久しぶりにナンシー関の文章に触れて、取り戻しましたよ。ナンシー体験を。マツコ某とはジャンルが違う。引き合いに出してはいけない。それはまさに表現力の魔術を従えた評論と、ぼやき・ダベりの違いくらいのことでしたよ。つまり、「分析」と「感想」の違い。