プチ・ロック・フェス '04

"the Cat's Miaow" という人たちの The Long Goodbye: Bliss Out V.14 というアルバム。
bliss out シリーズは実はいろんなタイプのアンビエントがラインナップされていて,ミニマル・テクノぽいの,電子音的なエレクトロニカ,ギターのフィードバック・ドローンもの,クラウト・ロックっぽいのや,生音ミニマル・ロック(スローコアっていうのかな?),まあ,いろいろです。
このネコのニャーさんたちは,リバーブとフィードバックたっぷりのミニマルなドローンのなかに,女の人の歌がフワーっとのってて聴きやすいです。オーストラリアの人たちです。なんかやっぱメロディーか,コード感か,リズムか,いずれかが少しでもある方が,音楽聴いている感じがするものだということがわかりました。やっぱムーーーってなってるだけじゃあ。ねえ。


・・・いや,それがすごいときもあるんです。あるのよ。
そのムーーーってのが,単純なドレミファソラシドの中のどれかの音っていうように決められないような響きを持ってて,しかもそれが連続的に滑らかに緩やかに響きを変化させていくドローン音楽を聴いたことがある。なんだったかな・・・

・・・と思って眠れなくなってしまった。
Richard Youngs か? Jim O'Rourke の昔のやつか?必死になって探し出してちょっと聴き返してみる。遠からずだが当たりでない。うむ。なんだかいたく感心した記憶だけはあるんだけど。なんだったかな・・。


しょうがないから,CANの Tago Mago Tago Mago でも聴きながら眠りにつこう。